今日の患者様は40代の男性。
今年の5月頃、インプラント希望で初めて来院されました。
この患者様は左上1番2番3番5番が虫歯C4状態で残っており、4番6番7番は欠損。
その日は血液検査だけ手配し、インプラントが出来るかどうかは後日相談ということで
CTを撮ってから相談は終了致しました。
後日、血液検査は問題なかったので、CTを確認したところ、
患者様の上顎の歯槽骨がかなり狭い方だということが分かり、
左上の虫歯C4の1番2番3番5番を抜歯し、上顎骨の幅が出るように
チタンメッシュを使用したG.B.Rを施術しました。
それから4か月ほど経過し、骨量も増えたようでしたので
シンプラントを使ってインプラント埋入をシュミレーションし、サージガイドを発注。
本日、ようやくオペを迎えました。
オペは鎮静麻酔なしで開始。
予定通り、左上1番3番4番5番6番の5本にインプラントを埋入。
今日の患者様はスウェーデン製アストラテックosseospeedTXを使用しました。
左上の6番部は上顎洞底骨まで3mmぐらいしかなかったので、ソケットリフトを併用しました。
左上6番部のインプラントはアストラテックosseospeedTX直径4.5mm長さ9mmの4.5STで、
他の部位は直径4.0mm長さ9mmを4本、合計5本を埋入しました。
オペは特に何事もなく、無事に終了致しました。
この後、4か月ほど経過観察し、型取りの日程を決めていけたらと思っております。