本日の最終オペ、3症例目の患者様は60代の女性。
元々、右上4番~7番が欠損の方だったのですが、
3番の残痕歯を取り除いて、合計5本の欠損となられたため
インプラントを希望された患者様です。
日本製AQBインプラントを4本植立する設計にしたのですが、
CTを確認したところ、右上3番部には十分骨がありましたが、
4~6番部には上顎洞底骨までの距離が2mmほどしかありませんでした。
普通なら、骨造成(サイナスリフト)して骨(または骨補填材)を填入し、
骨が出来るまで半年待ってからインプラントを埋入しないといけないケースです。
しかし、当院ではオペの当日に採血して、遠心分離器でCGFを作製し、
インプラント窩を開け、CGFを穴に填入しました。
その場でAQBインプラントを4本埋入して終了です。
当院では、1日で骨造成とインプラント植立が可能です。
3症例目の患者様も鎮静なしでオペを行いましたが、
特に何事もなく、無事に終了しました。
あとは、インプラントが骨にひっつくのを4カ月ほど待って、
冠の型取りをする予定です。
これで3症例全て無事に終わりました。
1日が長く感じる日でしたが、全オペがうまくいって良かったです(笑)