今日の患者様は40代の女性です。
左上の4番5番6番7番が欠損の方でした。
事前にCTで確認したところ、上顎洞底までの距離が3mmほどしかなく、骨造成が必要だと判断。
ソケットリフトをすることにしました。
今日ソケットリフトに使用した器具は韓国製のSCAキットというものです。
これは歯槽頂上からシュナイダー膜を傷つけずに簡単にソケットリフトが出来るツールです。
補助オペはありますが、SCAキットのおかげで手早くソケットリフトが出来るので
鎮静せず、モニターの使用のみで今日のオペを行いました。
SCAキットでソケットリフトの後、スウェーデン製アストラテックosseospeedTX4.5STの直径4.5mm長さ9mmを3本埋入しました。
あとは経過観察をしながら、本物セットの日を待つだけです。
最近の韓国はインプラント系の技術もアイディアも素晴らしい躍進をしているようです。
韓国オリジナルな関連器具も開発に力を入れているようで、日本でのシェアも広がっていくのかも知れません。
僕はインプラント関連のものしか分かりませんが、韓国がいいものを作ろうとしている姿勢と気合を感じました。
でも、韓国が日本をマーケットと考えているのなら、竹島に固執してると反感買うのになぁ・・・。