今日は2症例のオペがあります。
お盆の期間は常勤ドクターに休暇を取って貰う都合上、
午後からの診療がなかったために、お盆明けにオペが集中してしまいます。
まずは1症例目。
この患者様は40代の女性で、左下3番部が欠損の方です。
事前に撮影したCTで確認すると、骨の高さは十分ありましたが、
骨幅が3.6mm程度しかありませんでした。
一番細いストローマンのボーンレベルタイプでも直径が3.3mmですから、
ドリリングで直径2.8mmまで穴を開けないとインプラントが埋入出来ません。
骨幅3.6mmの人に2.8mmの穴を開けるというのは、一見の計算上は大丈夫にみえますが
実際に骨を削って開けるとなると、残った骨が薄すぎて
インプラントを埋入すると割れる恐れがあります。
そこで、新宿インプラントセンターの水口先生のやり方の
「スプリットクレスト法」の装置を使い
本来のドリリングの直径2.8mmまで拡大することにしました。
そこに直径3.3mm長さ12mmのストローマンのボーンレベルタイプを1本埋入。
特に鎮静も必要なく、オペは予定通りに無事終了致しました。
夜に2症例目のオペがありますので、頑張ります!