今日の患者様は、3か月くらい前に抜歯された方です。
抜歯後、3か月の間に骨の高さが変わってしまい、抜歯部だけが周りの骨より骨吸収していました。
オペ前のCTやレントゲンでは以下の図のような状態だと思っていたのです。
歯の抜けた部分だけ骨がなくなっている、穴の開いた状態を想定していたのです。
ところが、実際にオペを開始してみると
こんなイメージ図で分かるでしょうか?
穴ではなく、壁になる部分がなく、骨補填材を詰めることが出来ない状態です。
右上4番部にスウェーデン製アストラティックインプラントOsseospeenの直径3.5mm長さ11mmを埋入後、セラソルブとボーンタイトのmixをチタンメッシュとボルトにより固定。
そうです、インプラント埋入と同時に、骨の高さを周りと均一になるような骨整形も行いました。
予定時間をオーバーする処置を行ったため、オペ終了後の予約診療の別の患者様には少しお待ち頂くこととなりました。
オペ前に予見出来ないケースだったので、大変でした。
当院では、こんなに大変な骨造成(GBR)の費用も一切頂かず、インプラントの費用15万円のみです。
あ~・・・またスタッフに「儲ける気、ないでしょ!」と怒られます(泣き)