3/7(金)の患者様は40代の女性で、上顎無歯顎の方でした。
1か月ほど前、ぐらぐらの歯が5本ほど残っていたので、当院で全て抜歯し、同時に総入れ歯を装着していました。
左右の上顎洞までの距離は2mmくらいしかなく、他の歯科医院だったら「無理です。お帰り下さい」と言われるようなケースだと思われます。
しかし。
ここは堺インプラントセンターの腕の見せ所。
3/7のインプラント埋入オペの当日に、まず患者様から血液を採取。
遠心分離機に血液をかけ、CGFを作成。
(CGFについての説明は、以前のブログ2/26 今日のオペ参照)
インプラント10本埋入と同時にCGFを左右上顎洞に填入し、その場で仮歯10本分を装着し、無事に終了致しました。
CGFは骨新成の際に有効な方法だと思います。
感染症のリスクも少なく、既存の骨補填材より拒否反応も少ないので、極度の貧血の方じゃなかったら、お勧め致します。
来週も、このような症例の方で、インプラントを10本埋入手術の予定があります。
これで3週間ほど、週1で同じような症例のオペが続くことになりました。
少し大変なんですが、頑張ります!
と、ここまで書いて診察をしていたら、今日もインプラントの相談に来られた患者様で同じような症例の方が「じゃあ、そのやり方でお願いします」と、オペを決めて帰られました。
4週間続くことになりました(汗)