湯川歯科医院(堺インプラントセンター)では、インプラント埋入後の患者様には
定期的にメンテナンスに通って頂き、口腔内やインプラントの状態を確認させて頂いております。
当院では、大体2か月に1回程度メンテナンスを兼ねて、歯のおそうじに来て頂いています。
インプラントのメンテナンスだけで患者様に来院して頂くような場合、
他の医院では自費診療扱いにしているところが多く、料金設定もかなりお高めみたいですが
うちは保険適用でおそうじさせて頂き、ついでにインプラントの様子を確認する感じです。
患者様の歯の残存本数にもよりますが、先日来院された患者様のケースだと
初診料込みで算定した保険点数は420点。
(10割に換算すると4200円頂くことになります)
保険適用で1割負担の患者様なら420円、3割負担なら1260円です。
当院は、ハンディジェットという歯のおそうじ機械を使っています。
ハンディジェットと言う名前を聞いて、うちのチェアのメーカーがわかった人は歯科業界の人ですね(笑)
業界の人で、このブログを見ている人は、コメント欄に名乗り出て下さい(匿名可)
通常の歯周炎にもハンディジェットを使用したおそうじをしますが
インプラントを埋入された患者様には、インプラント歯周炎に特化した効果があるという文献のあった
β-TCPというパウダーを使っておそうじさせて頂いております。
僕がβ-TCPを使用している限り、やはりインプラント歯周炎には効果が高いと思います。
(通常の歯周炎の場合、ハンディジェット専用のハンディジェットパウダーが効果的)
但し。
効果の高いパウダーは、仕入れ値も高価!(←あ~!おやじギャグ・・・)
どう計算してみても、保険診療の金額で、このパウダーを使用すると完全に赤字です。
(どのくらい赤字か公表すると、スタッフからグーパンされるので非公開です・・・泣)
インプラントという治療は保険適用されず、高価な自費治療ですから
せめてメンテナンスくらいは少しでも安く提供させて頂きたいという
僕の心意気を見てほしいところです。