3/11 今日のオペ

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今日の患者様は下顎左右2本ずつ、スイス製ストローマン社の最新インプラントSLActiveの直径4.1mm長さ10mmを埋入しました。

 

CTで確認すると、骨幅も骨の高さも十分にあったので特に問題はなく、モニターを見ながらドルミカムで鎮静し、施術終了。

アネキセートで覚醒して頂きました。

 

ストローマンのSLActiveインプラントは、4週間で冠をセットOKという、早期に骨が結合するというものです。

特に調べた訳ではありませんが、正規販売ルートで購入した歯科医院の中で、堺では患者様への提供が一番早かったのではないかと思います。

 

4週間後に骨との結合の経過を確認するのが楽しみです。

 

3/10 今日のオペ

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今日は2症例あります。

午前中と午後からのオペだったので、連続ではありません。

 

<1症例目>

この患者様は左下6番部に日本製マイティスアローを1本埋入しました。

CTを見たところ、骨の高さは下歯槽神経まで十分あったのですが、骨幅が細かったため少し拡大しました。

今回はドルミカムで鎮静しながら、モニター確認でオペを行いました。

無事に何事もなくアネキセートで覚醒して頂き、終了しました。

 

<2症例目>

本日2人目の患者様は50代の男性で、左上2本だけ歯が残っているだけで、残りは入れ歯という方でした。

 

CTで見ると、左右臼歯部は上顎洞までの距離や骨幅は十分ありましたが、前歯部の骨幅のないような状態でした。

いつものように、骨幅のない患者様には水口インプラント方式の骨拡大器具を用いてスプリットクレストを行い、前歯部に直径3.3mm長さ4.0mmを3本と、左右の臼歯部には直径4.0mm長さ8mmを4本埋入しました。

埋入したインプラントは全てマイティスアローです。

 

ドルミカムで鎮静し、モニターを見ながら施術。

オペは何事もなく、アネキセートで覚醒して頂き、終了致しました。

 

 

3/7 今日のオペ

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3/7(金)の患者様は40代の女性で、上顎無歯顎の方でした。

1か月ほど前、ぐらぐらの歯が5本ほど残っていたので、当院で全て抜歯し、同時に総入れ歯を装着していました。

 

左右の上顎洞までの距離は2mmくらいしかなく、他の歯科医院だったら「無理です。お帰り下さい」と言われるようなケースだと思われます。

しかし。

ここは堺インプラントセンターの腕の見せ所。

 

3/7のインプラント埋入オペの当日に、まず患者様から血液を採取。

遠心分離機に血液をかけ、CGFを作成。

(CGFについての説明は、以前のブログ2/26 今日のオペ参照)

インプラント10本埋入と同時にCGFを左右上顎洞に填入し、その場で仮歯10本分を装着し、無事に終了致しました。

 

 

CGFは骨新成の際に有効な方法だと思います。

感染症のリスクも少なく、既存の骨補填材より拒否反応も少ないので、極度の貧血の方じゃなかったら、お勧め致します。

 

来週も、このような症例の方で、インプラントを10本埋入手術の予定があります。

これで3週間ほど、週1で同じような症例のオペが続くことになりました。

少し大変なんですが、頑張ります!

 

と、ここまで書いて診察をしていたら、今日もインプラントの相談に来られた患者様で同じような症例の方が「じゃあ、そのやり方でお願いします」と、オペを決めて帰られました。

4週間続くことになりました(汗)

 

3/4 今日のオペ

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今日の患者様は、右上6番7番部にアストラティックインプラントOsseospeed TXの直径4.0mm長さ9mmを2本埋入しました。

ドルミカムで鎮静し、モニターを見ながら施術。

この患者様の骨幅、骨の高さ共に十分ありましたので、問題なく無事に終了致しました。

 

今回のオペブログ、あっさりしすぎですかねぇ?

 

2/27 今日のオペ

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今日の患者様は、他の歯科医院で上の歯を5本抜いておられ

「入れ歯はイヤ」と仰る方でした。

 

この患者様には右上1番左上1番3番部位に、スウェーデン製アストラティックインプラントOsseospeed TXの直径3.5mm長さ11mmを3本埋入しました。

 

3本の埋入予定部位の骨の高さは十分にありましたが、右上1番部と左上1番部の骨幅がなかったため、いつもの水口インプラントセンター方式のスプリットクレストの器具を使い、骨幅を拡大して埋入しました。

 

今日の患者様も鎮静はなし、モニターのみでオペを行いましたが、何事もなく無事に終了致しました。

 

最終的には、前歯5本セラミック冠をかぶせる予定です。

2/26 今日のオペ

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今日の患者様は初診の段階で

「上にぐらついてる歯が3本しか残ってないけど、総入れ歯はイヤ!」

と仰る方でした。

 

患者様のご希望に添えるかどうか、CTを撮影してみたところ

左右両方ともに骨の高さがなく、上顎洞までの距離もなく

右上の6番7番部で4mm程度、左上6番7番部で3mm程度しかない状態でした。

 

とりあえず、残せない状態だった3本を抜歯し、患部の経過を観察。

ようやく落ち着いたので、2/26にAQBインプラントを10本埋入しました。

 

埋入時、左右の6番7番部には、患者様の血液から作ったCGF(注)を入れ、ソケットリフトを行い、即時に10本分のTek(仮歯)を入れ、終了しました。

 

*CGF(Concentrated Growth Factorsの略)とは

血小板・成長因子が豊富に含まれた、完全自己血液由来のフィブリンゲルです。

添加物を一切用いないので、感染リスクが低減されます。

次世代の完全自己採血による血小板濃縮フィブリン製剤として、
歯科分野や再生医療など多くの分野での応用が期待されてます。

 

 

と説明を入れても、医療関係者や歯科業界以外の方には分かりにくいと思います。

僕なりに分かりやすい説明をさせて貰うとしたら、次の通りです。

 

従来、骨を補う治療の際には、自分の骨を移植するか、人工の骨を使うという方法が取られていましたが、骨の移植は患者様への負担が大きく、人工骨は安定しない可能性もありました。

CGFなら自分の血液を使うので感染症のリスクも少なく、負担も少ない上に治癒を促進させる効果も期待出来ます。

 

 

今日の患者様のように、骨量が極端に少ない方には再生医療の最新であるCGFを用いる方がリスクを軽減出来ると、僕は思います。

 

2/24 今日のオペ

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先週、仕事もプライベートも目一杯忙しくて、オペブログさえ書けない状態でした。

疲れも取れないまま、今週に突入。

今週もオペブログからスタートします。

(月曜にUPしたブログは、去年に書いておいたものでした)

 

2/24(月)の患者様は、右上5番6番部位に日本製のAQBインプラントを2本埋入しました。

この患者様は、他の歯科医院でAQBインプラントを埋入されていたので、他の部位のインプラントに合わせて選択してみました。

 

右上5番部位は骨の高さが9mmほどあったので、上顎洞までの距離は十分ですが、骨幅が十分ではありませんでした。

いつも骨幅のない患者様に使う、新宿インプラントセンターの水口先生式のスプリットクレストの器具を使い、直径4mm長さ8mmを埋入。

 

右上6番部位の幅はあったのですが、こちらの部位は上顎洞までの距離が5mmしかなく、ソケットリフトを行い、直径4mm長さ8mmを埋入。

 

患者様から「麻酔はいらない」と言われたので鎮静なし、モニターのみでオペを行いました。

 

鎮静なしのインプラントのオペを希望される患者様もいます。

手術慣れ(?)されている方や、麻酔自体に抵抗(不安)のある方です。

 

手術に不安を感じて血圧や脈拍に変化がある人が多く、それを安定させるために鎮静するのですが、オペより麻酔の方が嫌だと思う方には無理に鎮静を勧めません。

 

 

速報!(歯科業界人限定)

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みなさん!驚いて下さい!

simplantのマテリアライズジャパンが業務分離し
デンツプライIH(株)に部分的吸収合併されました!

(このネタは去年から情報を握っていたのですが、やっと公開する時期がきました~!)

 

 

ついこの前、デンツプライIHはインプラントメーカーのAstraを合併したばかり。

その半年ほど前にはインプラントメーカーXiveを合併。

次は湯川歯科医院(堺インプラントセンター)も合併されるのでは?

その時は、僕も営業マンとしてインプラントを歯科医院に売り歩きます(笑)

~~~~以下、僕の妄想~~~~

営業マンになった僕。

歯科医師としか働いたことのない僕が、最初の営業先に選んだのは
当然のことながら、知り合い関係から。

名古屋の中部労災病院へ向かい、口腔外科部長に面談。

僕「営業マンになったんで、インプラント買ってくださ~~~い!」
部「いきなり来て、それかい!」
僕「1つのメーカーで全ての患者様に合うインプラントをカバーするのは
絶対に無理なんですから、メーカー1つ増やす感じで~」
部「そうは言ってもなあ~」
僕「僕の初めての売り上げを部長にお願いしてるんですよ~シクシク(泣き)」
部「しゃ~ないな~~~」

よし!得意先1つゲット~~~♪(笑)

な~~んて簡単な世界じゃないですよね、営業って。

2/10 今日のオペ

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今日の患者様は上の前歯4本に、スウェーデン製ブローネマルクインプラントの直径3.3mm長さ13mmを4本埋入しました。

 

ドルミカムで鎮静し、モニターを見ながら施術開始。

点滴には抗生物質と副腎皮質ホルモン剤を一緒に導入しました。

 

骨の高さと幅は十分にあったので、オペは無事に終了。

アネキセートで覚醒して頂きました。

 

実は、この患者様の普段の血圧、上は140くらいと仰っていたのですが、歯科治療を行う際の血圧が180くらいまで上がる方だったのです。

ドルミカムで鎮静すると、血圧が150くらいに下がって安定してくれたので、安心してオペを行うことが出来ました。

 

歯科治療で血圧の上がる方は珍しくありませんが、普段より20以上上がるような場合は無理せずに鎮静してオペを受ける方が良いと思います。

 

2/6 今日のオペ

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2/6(木)は1症例しかオペのない、平和な日でした。

 

今日の患者様は右下3番の部位に、総入れ歯用のミニインプラント(MDIインプラント)直径2.1mm長さ10mmを1本埋入しました。

 

ドリルも2本のみ、切開剥離もなく、5分ほどで終了。

余りに早く終わったので、入れ歯本体にインプラントとつなぐアタッチメントを装着する時間が取れたほどでした。

 

ミニインプラントは小さい分だけ早く終わるという、お手本のようなオペでした。