今日の1症例目の患者様は60代の女性でした。
左下の6番7番部が欠損で、左上は6番部までしか歯がありませんでした。
上下が同じ位置までになるよう、左下6番部に1本、スウェーデン製ASTRA OsseoSpeed TXインプラント、直径4.0mm長さ8.0mmを埋入しました。
事前のCT撮影で、下歯槽神経までの距離を確認。
9mmでは距離が微妙だったので、安全を期して8mmを選択しました。
それ以外は特に問題もなく、鎮静もなしで無事に終了致しました。
今日の1症例目の患者様は60代の女性でした。
左下の6番7番部が欠損で、左上は6番部までしか歯がありませんでした。
上下が同じ位置までになるよう、左下6番部に1本、スウェーデン製ASTRA OsseoSpeed TXインプラント、直径4.0mm長さ8.0mmを埋入しました。
事前のCT撮影で、下歯槽神経までの距離を確認。
9mmでは距離が微妙だったので、安全を期して8mmを選択しました。
それ以外は特に問題もなく、鎮静もなしで無事に終了致しました。
今日の患者様は、他の歯科医院からの紹介で来られた40代の女性でした。
他の歯科医院で、右下4番5番部にアストラインプラントを2本埋入された方で、右下の1番~3番部位が欠損でした。
既にインプラントを埋入している隣に、更にインプラントを埋入するというのは、かなり難易度の高いオペになります。
紹介してくれた歯科医院から「右下1番3番部にアストラインプラントを埋入して欲しい」と依頼され、当院でオペをすることとなりました。
CTで確認すると、右下3番部位は骨幅が5mmほどあるので、少しの拡大でいけそうでしたが、右下1番部位はかなり骨幅が狭く、新宿インプラントセンター水口式のスプリットクレストで幅を確保しました。
そして、直径3.5mm長さ11mmのスウェーデン製ASTRA OsseoSpeed TXを2本埋入。
鎮静もなく、特に問題もなかったので、予定通りの時間で無事に終了しました。
インプラントの患者様としては、比較的若いので、経過観察の期間が短くなればいいのにな~と願っております。
今日のオペは、先日初診で来られた60代の男性。
初診の時に口腔内を拝見させて頂くと、右上にスイス製ストローマンインプラントを3本埋入され、左上には日本製AQBインプラントを2本埋入されていました。
左右でメーカーの違うインプラントを入れられていたので、理由をお伺いすると
「右と左は別の歯科医院やねん」とのこと。
ということは、当院がインプラント3件目の歯科医院になる訳です。
インプラント相談の段階で
「どちらのメーカーのインプラントに合わせましょうか?」とお伺いしました。
うちは10種類ほどインプラントメーカーを扱っておりますので、症例上合わないケースでない限り、患者様のご希望に合わせることが可能です。
患者様のご希望がストローマンでしたので、ストローマンインプラントSLActiveを選択させて頂きました。
で、今日は右下7番部にスイス製ストローマンインプラントSLActiveを1本埋入。
CTで確認したところ、骨幅、骨の高さは十分ありましたので、何事もなく無事に終了致しました。
5/2(金)の2症例目を書きかけてあったのですが、バタバタしていたので今頃UPです。
2症例目の患者様は40代の女性。
右上5番6番7番と、左上7番の4本だけ歯が残っておられる方でした。
4本ともグラグラと揺れている状態の歯に、バネ(留め金)つけて外れないようにしている入れ歯を入れておられました。
「もう4本ともグラグラしてるから、抜いて欲しい。でも、総入れ歯はイヤ!」
女性ですし、年齢を考えると、仰ることは分かります。
総入れ歯がイヤとなれば、インプラントになります。
通常、この患者様ような場合、6~8本くらいインプラントを埋入し、6カ月間の経過観察の期間は総入れ歯を我慢して頂きます。
その後、口腔内の状態を診ながら印象(型取)していくのが常套手段です。
また、この患者様は左右とも上顎洞底までの距離が2mmくらいしかない方で、かなり難しいケースです。
患者様と相談させて頂き、次のような方法のオペになりました。
1.左右に残っている4本を抜歯
2.抜歯と同時に右上3本、左上3本、前歯部に4本の合計10本を埋入
3.左右の奥歯の部分には、サイナスリフトで挙上(押し上げ)てC.G.Fを填入
4.その場で10本分の仮歯をつけて終了
ちなみに、手術代の金額ですが
インプラント 1本15万円 × 10本 =150万円(税別)
C.G.Fとサイナス料 15万円 × 左右 =30万円(税別)
合計180万円(税別)となりました。
仮歯の状態で4カ月ほど経過を観察してから、印象(型取)を行い、最終補綴物をセットし、完成の予定です。
みなさん、GWはどうでした?
僕はカレンダー通りに出勤しておりました。
話は少し前になりますが、5/2は2症例のオペがありました。
まずは、1症例目から。
以前、当院で左上に3本、日本製AQBインプラントを埋入された40代の女性。
前回、C.G.F(自己血液由来フィブリンゲル)を填入して、骨造成を促した方です。
今日は右側4番5番6番7番部の欠損部にインプラントを埋入のオペ。
骨幅は十分あったのですが、上顎洞底までの距離が3mmくらいしかなく、サイナスを横から上顎洞粘膜を押し広げて、その隙間に患者様の血液から作成したC.G.Fを填入。
そのまま、日本製AQBインプラントを3本埋入。
特に問題もなく、無事にオペは終了致しました。
下書きに置いてあったのですが、とっくにUPしたと思っていました。
昨日UPしたブログと順番が違いますけど、折角書いたのでUPします。
土曜の午後の2症例目。
右上6番7番部位にスウェーデン製Astraインプラント4.5を2本埋入。
骨幅は十分あったのですが、骨の高さが5mm程度しかありませんでした。
Astraのテーパータイプは1番短いものでも9mmだったため、ソケットリフトで上顎洞粘膜を上げました。
骨補填材として使用したのは、セラソルブ(βーTCP)とボーンタイト(HA)をmixしたものです。
このオペも患者様の希望で、鎮静もなし。
特に問題もなく、無事に終了致しました。
ちなみに、アストラのテーパータイプを選んだ理由ですが、アストラインプラント納入業者の担当営業さんの表現だと
「テーパーのついたマイクロスレッド部により初期固定を得ることと同時に
さすが、エリアセールスマネージャーです。
1行で表現されてしまいました。
当院のホームページには、webからメール形式で質問やご相談を受け付けている欄があります。
診療時間内なら、お電話でお問合せ頂く方が回答も早いのですが、
インターネットの場合、24時間お好きな時間に思いついた内容の質問やご相談をお受け出来ますので設置しております。
(勿論、インプラントだけではなく、歯や口腔内のご相談でも結構です。)
冷やかしや誹謗中傷メールは受取っても有難くないので、
一応、お名前とメールアドレスを必須入力とさせて頂いております。
ご相談やご質問へのお返事は、100%を目指しておりますが
ご入力頂いたメールアドレスが正しくない場合には、お返事が出来ないことがあります。
当院は年中無休ですが、僕が年中無休で出勤している訳ではありませんから
頂いたお問合せにすぐお返事が出来るとは限りませんが
必ずお返事させて頂くよう、心掛けております。
もし、「お問合せフォームから連絡してみたのに返事が1週間以上ない!」という場合は
ご記入頂いたメールアドレスが正しくなくて、こちらからのお返事がエラーになっているというケースの可能性があります。
もう一度、お問合せフォームからご連絡頂くか
(その際には正しいメールアドレスをお願いします)
お急ぎの場合は、当院へ直接お電話下さいませ。
昨年の年末からお問合せフォームから頂いたご連絡へ、返信が届かないケースが何件かありました。
(実は、今朝も1件ありました)
本名でお問合せ頂いているでしょうし、内容的にも真剣な質問でしたので
こちらとしても丁寧なお返事を用意したのですが、届きませんでした。
このようなことがないように、お問合せフォームをご利用の際には
正しいメールアドレスをご記入頂くよう、お願い致します。
まずは1症例目。
一人目の患者様は40代の女性でした。
当院で右下6番部位を4か月前に抜歯された方です。
骨が成熟するのを待って、日本製のマイティスアロー直径3.7mm長さ10mmを1本埋入。
本来なら4.0mmにしたかったのですが、骨幅が若干狭かったので直径3.7mmを選択しました。
鎮静麻酔なしでオペを行いましたが、他の問題は特になく、無事に終了致しました。
もう少し上の年代の患者様になると、抜歯後の骨の安定は半年くらいかかる方が多いのですが、さすがに40代は4か月で安定しました。
やはり年齢が少しでも若いということは、骨の成長も予想より期待出来るということです。
勿論、術後の回復やインプラント埋入後の骨へのくっつきの早さなども、少しでも若い方が期待値が高くなりますからね。
歯のない状態で長く放置されている方は、少しでも早いうちに手を打たれることをお勧め致します。
今日の患者様は60代の女性。
6か月くらい前に歯牙破折で6番部位の抜歯をされました。
抜歯後、半年経過したのでレントゲンで確認してみたところ、抜歯後の穴が骨の再生で見事に埋まっていました。
一般的に考えて、この年代の女性で穴が埋まるほどの骨の再生は珍しいと言えると思います。
余程、普段の食事などに気を使われる方なのかな?と思いました。
(カルシウムなど栄養バランスのよい食事の摂取など)
右下の6番部位に日本製のマイティスアローのインプラント直径4.0mm長さ10mmを1本埋入しました。
レントゲンで確認した通り、骨幅や骨の高さ(下歯槽神経までの距離)は特に問題なく、鎮静なしでオペは無事に終了致しました。
いつもよりちょっと難易度の高い症例だったので、是非ブログに書きたいと思っていましたが、診察などがバタバタして、2症例目を各時間が中々取れませんでした。
2症例目の患者様は、前歯が5本欠損している方でした。
手術時はドルミカムで鎮静し、抗生物質とリンデロンを併用。
右上1番部と左上1番3番部の合計3本にスウェーデン製ASTRA OsseoSpeed TXの直径3.5mm長さ12mmを埋入しました。
最後はアネキセートで覚醒して頂くという、いつもの流れでした。
ただ、この患者様は骨幅も骨の高さもない症例でした。
まず最初にインプラント3本を埋入し、その3本をそれぞれキャンプで使うテントの柱のような役割として使い、チタンメッシュのプレートで膜を貼り、その中にボーンタイト(HA)とセラソルブ(β-TCP)のミックスを填入しました。
このやり方で、骨幅と骨の高さの両方をボリュームアップさせる骨整形のテクニックも必要な、難しい症例でした。
チタンメッシュは6か月後にネジと共に外す予定です。
これから何年間にも渡る予後を診ていきたいと思います。