土曜は、右上の奥歯と左上の前歯に2本ずつスイス製のストローマンの最新版インプラント
ボーンレベルタイプを埋入しました。
骨幅と骨の高さは十分ある患者様でしたので、問題なく埋入出来ました。
余りにもスムーズなオペでしたが、いつもの点滴だけはしておきました(念の為)
こんなにスムーズなオペだと、患者様も僕も楽なんですが(笑)
土曜は、右上の奥歯と左上の前歯に2本ずつスイス製のストローマンの最新版インプラント
ボーンレベルタイプを埋入しました。
骨幅と骨の高さは十分ある患者様でしたので、問題なく埋入出来ました。
余りにもスムーズなオペでしたが、いつもの点滴だけはしておきました(念の為)
こんなにスムーズなオペだと、患者様も僕も楽なんですが(笑)
金曜の患者様は、左上にアメリカ製のZimmer Spline twist MP-1 (通称カルシテックインプラント) を3本埋入しました。
左上3番に直径3.25mm長さ10mm、4番に直径3.75mm長さ10mm、5番には直径3.75mm長さ10mmです。
左上5番にはソケットリフトにて上顎洞粘膜を少し押し上げて
骨補填材(セラソルブとボーンタイトのMix)を充填しました。
東京新宿の水口インプラントセンターの水口先生(プラントンインプラントのインストラクター)に
Mix方法は以前教えて頂きました。(blogで報告したような記憶が・・・)
そうです、原宿や富ヶ谷を散歩して、町田まで行き、参加した勉強会です。
(思い出したら、すごい遠い昔みたいに思えますが)
術後と翌日、ビクシリン(抗生剤)2gとリンデロン(消炎剤)4mgを200mlのソリタT3と共に点滴。
特に患部のトラブルも見られず、無事終了となりました。
今日の患者様は右下に2本、日本製のマイティスアローのインプラントを2本埋入しました。
右下5番にはE3710S(直径3.7mm長さ10mm)、7番にはE4010S(直径4.0mm長さ10mm)でした。
この患者様も先日の患者様と同様で、骨幅も骨の高さも十分あり
血圧は160/100ぐらいで安定していました。
ただ、骨が非常に硬く、ドリリングをするのに苦労しました。
「ドリルが古いのでは?」と思われるかも知れませんが
新品のドリルを使用していたので、その心配はありません。
ドリリングのあと、セルフタップも行い、骨穴を広げました。
(そのくら頑丈な骨だったんです)
そのおかげでインプラント埋入時には、途中でインプラントが深部に入っていかないと言うこともなく
ドリリングした先端までインプラントが埋入してくれたので、オペは無事終了しました。
骨が柔らかい人より硬い人の方がオペや埋入には苦労しますが
オペ後の経過を考えると、頑丈な骨の人の方がインプラント埋入には安心です。
本日の患者様のオペは、左下の奥歯に2本、
日本製のマイティスアローのインプラントを埋入しました。
左下6番にはE4010S(直径4mm長さ10mm)、7番にはE4080S(直径4mm長さ8mm)でした。
骨幅も骨の高さも十分にある患者様でしたし
血圧も120/68で安定されていたので、何事もなく無事に終了致しました。
勿論、どんなに簡単に見えるオペでも神経は使います。
僕ら医療人には、日々の日常化されたオペだとしても
患者様にとっては大事な体に行うオペですから。
10/28(月)のオペは、患者様の骨の状態も大変よく、十分に幅も高さもあり
オペ自体は「比較的簡単」に分類されるケースでした。
患者様にとっては「オペ」と言われるだけで、かなり緊張されるものだと
僕も十分認識してはおりましたが、昨日の患者様の緊張度合はかなりのようでした。
普段の血圧は120/80程度という患者様。
生体管理モニターに表示されている血圧は、200/110という、かなり高い状態になっておられました。
こうなるとオペ中の声掛け程度で下がる数値ではありません。
術中に抗生物質と消炎剤や鎮痛剤を流すために留置針(サーフロー)で静脈確保していたのですが、
急きょ三方活栓をつけて、ドルミカム(抗不安薬)を流して、静脈鎮静に入ってからのオペに切り替えました。
睡眠薬や睡眠導入剤と違い、ドルミカムだと短時間作用型で比較的速やかに覚醒するし
至適鎮静状態に持っていければ、オペ中のこちらからの声掛けに反応して貰えるので、
オペ中に口を閉じられることもありません。
僕はインプラント1本埋入のオペ時間と患者様の緊張をほぐすには良いと思います。
浅い睡眠状態のような感じで横になって頂き、血圧が安定するのを確認してからオペに入り
無事、スムーズなオペとして終了させて頂きました。
オペ後はアネキセート(覚醒の薬剤)を流して起きて頂きました。
オペの寸前は不安と緊張から血圧の数値が変化する患者様は案外多いので
(オペの際はモニターで脈拍や血圧を常に確認していますが)
普段からの問診で、通常の血圧や性格(緊張しやすいとか)をよく聞いておくのが大事だと思いました。
湯川歯科医院(堺インプラントセンター)では、インプラント埋入後の患者様には
定期的にメンテナンスに通って頂き、口腔内やインプラントの状態を確認させて頂いております。
当院では、大体2か月に1回程度メンテナンスを兼ねて、歯のおそうじに来て頂いています。
インプラントのメンテナンスだけで患者様に来院して頂くような場合、
他の医院では自費診療扱いにしているところが多く、料金設定もかなりお高めみたいですが
うちは保険適用でおそうじさせて頂き、ついでにインプラントの様子を確認する感じです。
患者様の歯の残存本数にもよりますが、先日来院された患者様のケースだと
初診料込みで算定した保険点数は420点。
(10割に換算すると4200円頂くことになります)
保険適用で1割負担の患者様なら420円、3割負担なら1260円です。
当院は、ハンディジェットという歯のおそうじ機械を使っています。
ハンディジェットと言う名前を聞いて、うちのチェアのメーカーがわかった人は歯科業界の人ですね(笑)
業界の人で、このブログを見ている人は、コメント欄に名乗り出て下さい(匿名可)
通常の歯周炎にもハンディジェットを使用したおそうじをしますが
インプラントを埋入された患者様には、インプラント歯周炎に特化した効果があるという文献のあった
β-TCPというパウダーを使っておそうじさせて頂いております。
僕がβ-TCPを使用している限り、やはりインプラント歯周炎には効果が高いと思います。
(通常の歯周炎の場合、ハンディジェット専用のハンディジェットパウダーが効果的)
但し。
効果の高いパウダーは、仕入れ値も高価!(←あ~!おやじギャグ・・・)
どう計算してみても、保険診療の金額で、このパウダーを使用すると完全に赤字です。
(どのくらい赤字か公表すると、スタッフからグーパンされるので非公開です・・・泣)
インプラントという治療は保険適用されず、高価な自費治療ですから
せめてメンテナンスくらいは少しでも安く提供させて頂きたいという
僕の心意気を見てほしいところです。
今日は(実際は昨日)通常ならインプラントとして使用しないインプラントを使ったオペでした。
下顎前歯の喪失部位に、MDI ミニインプラント直径2.1mm長さ10mmを1本埋入しました。
このMDIミニインプラントは、通常は矯正時や暫間インプラントとして使用したり
下顎前歯部に2本埋入してオーバーデンチャー(入れ歯)のアタッチメントとして使用するものです。
今日の患者様のケースでは、歯牙と歯牙の空隙が4.5mmほどしかありませんでした。
通常、上の前歯に比べて、下の前歯は小さいのですが
この患者様のケースはかなり小さい部類に入ります。
(特殊なケースと言うほどではありませんが)
もし、通常のインプラントの中で最細の直径3mmのインプラントを埋入すると
歯牙とインプラント間が0.7mmしか取れないことにより、歯間乳頭が立ち上がらないのでは?
と思ったので、ミニインプラントで代用することにしました。
直径2.1mmのミニインプラントならインプラントの両側に1.2mmずつ空間が取れる計算になります。
勿論、これだけ細いインプラントですから、破損の可能性も考慮しながら
これから予後の経過観察をしていく予定です。
昨日、午後からオペをした患者様は、SimPlant®(シムプラント)でシュミレーションしてみると
歯茎から下歯槽神経までが約10mmでした。
ということは、10mmのインプラントだとギリギリになってしまうので
少し短いものを探し、長さ8.5mmのものを選択。
スェーデン製ノーベルバイオケアのブローネマルクシステム MkIII グルービーが
この患者様に一番合うと判断し、直径3.75mm長さ8.5mmに決め
右下に2本、埋入するオペとなりました。
ちなみに。
湯川歯科医院(堺インプラントセンター)では、常時10社程度のインプラントメーカーのものを
それぞれ直径や長さの違うタイプのインプラントを在庫しているので
「10mmしかないから、そぉ~っと打つか~」なんてことは絶対にありません。
常に患者様に一番合うものを選択出来る状態にしています。
昨日の患者様は予定通りのオペでしたが、中にはオペで患部を開いてみて
「えっ?!CT撮影の時と口腔内の状態が違ってる?!」と言う方もいらっしゃいます。
そんな時、予定通りのインプラントをそのまま埋入しても
生着しなかったり、骨が割れたりする可能性が高くなりますから
僕の経験と勘で、インプラントの種類や長さや直径をその場で変更することもあります。
もし、うちの医院の在庫数が少なければ、患者様には申し訳ない話になりますが
開いた患部を閉じるだけのオペになる可能性もあります。
が、当院の在庫数の多さのおかげで、すぐにスタッフが対応してくれます。
院内の在庫数を見て、スタッフに何度も
「これ、仕入れはタダじゃないんですよ!」と叱られ
ノーベルバイオケアのインプラントも1本15万円で提供していることも
「儲ける気、あるんですか?!」と言われます。
(一度、他の歯科医院のノーベルバイオケアの料金設定を検索してみてください)
それでも、患者様にとってベストなインプラントを提供したいと考えている僕です。
【追加の話】
インプラントの在庫数に関して、先日、理事長からのお叱りがありました(汗)
それでも、僕は患者様のために小さな反抗期状態を続けようと思っております。
ここのところ、オペや診療カテゴリーのblogをUPしていなかったことを反省しております。
以前もblogに書きましたが、スムーズにいくオペは中々書くことがなくて・・・。
―――――
10/9(今日のオペと言いながら、実際は昨日)のオペは、事前準備に時間をかけたオペでした。
SimPlant®(シムプラント)と言うインプラント術前3Dシミュレーションソフトを使い
患者様の口腔内の状態をPC上に再現し、色々な種類のインプラントメーカーの植立を試しました。
昔(と言っても少し前)は、レントゲン写真しかなく
患者様の歯や骨の状態を平面的にしか把握出来ない状況の中での診断。
平面写真を頭の中で立体に置き換えるのは歯科医師の経験と勘のみという、
「ベテラン歯科医しかオペ出来ないの?」状態だったわけです。
ところが、シンプラントというソフトが開発されてからは
PCの中で患者様の歯や骨の状態を立体的に診ることが出来、
患者様の口腔内の正確な把握も可能な上に、オペのシュミレーションも出来ます。
色んなメーカーのインプラントをPCの画面上で試してみて
その患者様に一番合うインプラントを見つけることが出来るんです。
勿論、ゴッドハンド(神の手)と呼ばれるような、高名なベテラン歯科医なら
経験と勘だけで、十分なのかもしれません。
でも、僕は神でもなく、神の手も持ち合わせていませんし
利益率の高いインプラントを患者様に押し付けるような儲け主義じゃないので
シンプラントを使い、患者様に一番合うものをお勧め出来るようにしてる訳です。
で、「これだ!」と確診(確信でも可)したら、シンプラントのシュミレーションを患者様にお見せしたりしながら
オペ当日の流れやインプラントの種類を説明したりするんです。
画像を動かしたりしながら説明した方が、患者様にも分かりやすいと思うんですよね。
昨日の患者様はサージガイドを発注してあったので
サージガイドを使用し、Astra(スウェーデン製)のOsseoSpeed™の長さ6mm直径4mmを
予定通り、右上に1本埋入しました。
シンプラントで十分なシュミレーション、寸分の狂いもないサージガイドのおかげで
オペは無事に終了致しました。
今日は真面目に語ってみたかったので、オチはありません。
悪しからずご了承下さい(笑)
今日は、半年ほど前に大阪労災病院で、左上の側切歯部を
大きな上顎骨嚢胞の除去手術をされた患者様でした。
その手術のあとはインプラントを希望とのことで、当院に来院され
本日、アメリカ製インプラント カルシテックを1本埋入ということとなりました。
僕はオペの前から、かなり気になってはいたのですが
インプラント埋入予定の患部は、すごく骨が吸収されていました。
かなり狭窄していたので、インプラントネックだけは既存骨で埋入出来ましたが
頬側骨のほとんどは人工の骨補填剤(セラソルブM ボーンタイト)で補うというケースでした。
患部の傷や骨状態の安定を図るため、このまま6か月ほど経過観察の予定です。
冠のsetはインプラント本体の定着度合を確認してからになりますので
今日の患者様には長期間の予定でいてもらわないといけません。
特に、骨の状態の経過確認のため、何度も通院して頂かないといけないので
患者様にかなりのご負担をかけることとなります。
しかし、安易なオペ、安易な冠setで簡単にインプラントが外れるようなことをしては
患者様には通院の手間よりもっと負担をかけてしまうことになりますから。
インプラントのオペは、このくらい慎重にやるべきだと、僕は常々思っております。