2/27 今日のオペ

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今日の患者様は、他の歯科医院で上の歯を5本抜いておられ

「入れ歯はイヤ」と仰る方でした。

 

この患者様には右上1番左上1番3番部位に、スウェーデン製アストラティックインプラントOsseospeed TXの直径3.5mm長さ11mmを3本埋入しました。

 

3本の埋入予定部位の骨の高さは十分にありましたが、右上1番部と左上1番部の骨幅がなかったため、いつもの水口インプラントセンター方式のスプリットクレストの器具を使い、骨幅を拡大して埋入しました。

 

今日の患者様も鎮静はなし、モニターのみでオペを行いましたが、何事もなく無事に終了致しました。

 

最終的には、前歯5本セラミック冠をかぶせる予定です。

2/26 今日のオペ

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今日の患者様は初診の段階で

「上にぐらついてる歯が3本しか残ってないけど、総入れ歯はイヤ!」

と仰る方でした。

 

患者様のご希望に添えるかどうか、CTを撮影してみたところ

左右両方ともに骨の高さがなく、上顎洞までの距離もなく

右上の6番7番部で4mm程度、左上6番7番部で3mm程度しかない状態でした。

 

とりあえず、残せない状態だった3本を抜歯し、患部の経過を観察。

ようやく落ち着いたので、2/26にAQBインプラントを10本埋入しました。

 

埋入時、左右の6番7番部には、患者様の血液から作ったCGF(注)を入れ、ソケットリフトを行い、即時に10本分のTek(仮歯)を入れ、終了しました。

 

*CGF(Concentrated Growth Factorsの略)とは

血小板・成長因子が豊富に含まれた、完全自己血液由来のフィブリンゲルです。

添加物を一切用いないので、感染リスクが低減されます。

次世代の完全自己採血による血小板濃縮フィブリン製剤として、
歯科分野や再生医療など多くの分野での応用が期待されてます。

 

 

と説明を入れても、医療関係者や歯科業界以外の方には分かりにくいと思います。

僕なりに分かりやすい説明をさせて貰うとしたら、次の通りです。

 

従来、骨を補う治療の際には、自分の骨を移植するか、人工の骨を使うという方法が取られていましたが、骨の移植は患者様への負担が大きく、人工骨は安定しない可能性もありました。

CGFなら自分の血液を使うので感染症のリスクも少なく、負担も少ない上に治癒を促進させる効果も期待出来ます。

 

 

今日の患者様のように、骨量が極端に少ない方には再生医療の最新であるCGFを用いる方がリスクを軽減出来ると、僕は思います。

 

2/24 今日のオペ

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先週、仕事もプライベートも目一杯忙しくて、オペブログさえ書けない状態でした。

疲れも取れないまま、今週に突入。

今週もオペブログからスタートします。

(月曜にUPしたブログは、去年に書いておいたものでした)

 

2/24(月)の患者様は、右上5番6番部位に日本製のAQBインプラントを2本埋入しました。

この患者様は、他の歯科医院でAQBインプラントを埋入されていたので、他の部位のインプラントに合わせて選択してみました。

 

右上5番部位は骨の高さが9mmほどあったので、上顎洞までの距離は十分ですが、骨幅が十分ではありませんでした。

いつも骨幅のない患者様に使う、新宿インプラントセンターの水口先生式のスプリットクレストの器具を使い、直径4mm長さ8mmを埋入。

 

右上6番部位の幅はあったのですが、こちらの部位は上顎洞までの距離が5mmしかなく、ソケットリフトを行い、直径4mm長さ8mmを埋入。

 

患者様から「麻酔はいらない」と言われたので鎮静なし、モニターのみでオペを行いました。

 

鎮静なしのインプラントのオペを希望される患者様もいます。

手術慣れ(?)されている方や、麻酔自体に抵抗(不安)のある方です。

 

手術に不安を感じて血圧や脈拍に変化がある人が多く、それを安定させるために鎮静するのですが、オペより麻酔の方が嫌だと思う方には無理に鎮静を勧めません。

 

 

2/10 今日のオペ

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今日の患者様は上の前歯4本に、スウェーデン製ブローネマルクインプラントの直径3.3mm長さ13mmを4本埋入しました。

 

ドルミカムで鎮静し、モニターを見ながら施術開始。

点滴には抗生物質と副腎皮質ホルモン剤を一緒に導入しました。

 

骨の高さと幅は十分にあったので、オペは無事に終了。

アネキセートで覚醒して頂きました。

 

実は、この患者様の普段の血圧、上は140くらいと仰っていたのですが、歯科治療を行う際の血圧が180くらいまで上がる方だったのです。

ドルミカムで鎮静すると、血圧が150くらいに下がって安定してくれたので、安心してオペを行うことが出来ました。

 

歯科治療で血圧の上がる方は珍しくありませんが、普段より20以上上がるような場合は無理せずに鎮静してオペを受ける方が良いと思います。

 

2/6 今日のオペ

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2/6(木)は1症例しかオペのない、平和な日でした。

 

今日の患者様は右下3番の部位に、総入れ歯用のミニインプラント(MDIインプラント)直径2.1mm長さ10mmを1本埋入しました。

 

ドリルも2本のみ、切開剥離もなく、5分ほどで終了。

余りに早く終わったので、入れ歯本体にインプラントとつなぐアタッチメントを装着する時間が取れたほどでした。

 

ミニインプラントは小さい分だけ早く終わるという、お手本のようなオペでした。

 

2/5 今日のオペ

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2/5(水)も2症例あったんですが、時間がたちすぎて忘れてしまいました。

覚えてる方の症例だけでも(笑)

 

左下5番部にスウェーデン製アストラティックインプラントOsseospeed TXの直径4.0mm長さ11mmを1本埋入しました。

20代の女性だったので、骨幅も骨の高さも十分ありましたから鎮静もなしで手術し、実質15分で無事に終了しました。

 

若い人は骨の心配もないので、簡単に終わるという、お手本のようなオペでした。

 

2/4 今日のオペ

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今日も元気に2症例のオペをさせて頂きました(笑)

 

<1症例目>

一人目の患者様は、いつものようにドルミカムで鎮静し、モニターを見ながら右下6番7番と左下4番5番6番部にスウェーデン製アストラティックインプラントOsseospeed TXを合計5本埋入致しました。

 

骨幅、骨の高さは十分にあったので何も問題なく、アネキセートで覚醒して頂き、無事に終了致しました。

 

特筆すべき内容が一切ない、お手本のようなオペでした。

 

 

<2症例目>

二人目の患者様もドルミカムで鎮静し、モニターで確認しながら右下6番部と左下2番部にスウェーデン製アストラティックインプラントOsseospeed TXを2本埋入致しました。

 

骨幅、骨の高さも十分ある患者様でしたので、何も問題なく、アネキセートで覚醒して頂き、無事に終了致しました。

1症例目と同じ内容の文章ですが、2件とも本当にスムーズなオペだったんですよ。

決して、ブログの文章の手抜きではありませんので、念の為(笑)

 

明日も2症例あります。

毎日2症例ずつですが、頑張ります!

 

2/3 今日のオペ

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2/3(月)も2症例あります。

1日に2症例あるのが普通の生活になってきました(笑)

 

<1症例目>

一人目の患者様は左下の5番7番部に2本、スウェーデン製アストラティックインプラントOsseospeed TXを埋入致しました。

 

ドルミカムで鎮静し、モニターを見ながら施術し、点滴には抗生物質と副腎皮質ホルモン剤を一緒に入れました。

骨の幅は十分あったのですが、7番部は下歯槽神経と近接していたため6mmの長さを選択させて頂きました。

 

何事もなく、アネキセートで覚醒して頂き、一人目の患者様のオペは無事に終了致しました。

 

 

<2症例目>

二人目の患者様も、いつものようにドルミカムで鎮静し、モニターを見ながら右下6番部に日本製のマイティスアローのインプラント10mmを1本、左下6番7番部に10mmを2本埋入致しました。

 

右下6番部と左下6番部は、下歯槽神経まで十分距離があり10mmを埋入出来たのですが、骨幅がなく、いつもの水口インプラントセンター式の器具を用いてスプリットクレストを行い、骨幅を拡大して埋入しました。

 

点滴には抗生物質と副腎皮質ホルモン剤を入れました。

二人目の患者様も特に問題はなく、アネキセートで覚醒して頂き、無事に終了致しました。

 

 

明日も明後日もオペが2件づつあります。

通常診療の隙間に準備を進めていきたいと思っております。

(オペだけじゃなく、通常診療もちゃんとやってますよ~笑)

 

サイナスのリカバリー

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以前、当院の患者様のサイナスのリカバリー手術を、新大阪の伊藤歯科医院の伊藤雄策先生にお願いしていました。

そのオペが1/31(金)に行われると連絡があったので、僕も立ち合いをお願いし、見学させて頂くことになりました。

 

1/31のオペ当日、12:30に堺の津久野を出発し、新大阪へと向かいました。

(こちらからお願いしている立場なので、遅刻厳禁です)

 

14:30には患者様が到着し、早速のように術前CTと採血。

ドルミカムで鎮静など、準備に1時間近くかかり、実際に手術が開始されたのは15:30から。

 

オペは3時間近くかかり、18:30頃に無事終了。

 

伊藤歯科医院に到着してから、ずっと立って見学させて頂いていたので、終わるころに僕の足は棒のようになっていました。

 

手術が終わり、患者様が帰られてから、伊藤先生に

「最後に縫合で使用しモノクリル(吸収性糸)は、いつ抜糸したらいいですか?」

「2週間後ね」

など、質問を色々とさせて頂き、丁寧にお礼を言って伊藤歯科を出たのは19:00過ぎ。

 

伊藤歯科医院の診療は19:00で終了らしく、当院の診療時間は21時までなので「早く帰れていいな~」と思ったりしました。

 

いつも、伊藤先生には迷惑をかけているのですが、これからもよろしくお願い致します。

(伊藤先生、このブログ見てくれてるのかな?)

 

1/29 今日のオペ

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今日の患者様は右下5番6番部に、日本製のAQBインプラントを2本埋入しました。

この患者様は5年ほど前、当院でAQBインプラントを左下に埋入されております。

現在も口腔内の調子が良い状態が保たれているので、今回も当院での施術を選んで頂いたのだと思っております。

 

患者様の骨の高さは下歯槽神経まで十分距離があったのですが、骨幅が3mmほどしかありませんでした。

インプラント埋入するのに必要な骨幅を取るために、新宿の水口インプラントセンター直伝のスプリットクレストを併用し、インプラントを埋入しました。

 

【補足説明】スプリットクレストとは。

インプラントを埋め込むのに最低5mm程度の骨幅必要なため、骨の幅が痩せているような場合に、骨を増やす治療方法です。

やり方としては、骨の頂上部にクサビのような形の特殊な器具を挿入し、二分割して骨を広げ、その隙間にインプラントを埋め込む方法です。

この治療方法を行うには、患者様の骨幅が3mm程度あることが前提です。