5/2 今日のオペ(C.G.Fとサイナスリフト)

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5/2(金)の2症例目を書きかけてあったのですが、バタバタしていたので今頃UPです。

 

2症例目の患者様は40代の女性。

右上5番6番7番と、左上7番の4本だけ歯が残っておられる方でした。

4本ともグラグラと揺れている状態の歯に、バネ(留め金)つけて外れないようにしている入れ歯を入れておられました。

 

「もう4本ともグラグラしてるから、抜いて欲しい。でも、総入れ歯はイヤ!」

女性ですし、年齢を考えると、仰ることは分かります。

総入れ歯がイヤとなれば、インプラントになります。

 

通常、この患者様ような場合、6~8本くらいインプラントを埋入し、6カ月間の経過観察の期間は総入れ歯を我慢して頂きます。

その後、口腔内の状態を診ながら印象(型取)していくのが常套手段です。

 

また、この患者様は左右とも上顎洞底までの距離が2mmくらいしかない方で、かなり難しいケースです。

 

患者様と相談させて頂き、次のような方法のオペになりました。

1.左右に残っている4本を抜歯

2.抜歯と同時に右上3本、左上3本、前歯部に4本の合計10本を埋入

3.左右の奥歯の部分には、サイナスリフトで挙上(押し上げ)てC.G.Fを填入

4.その場で10本分の仮歯をつけて終了

 

ちなみに、手術代の金額ですが

インプラント  1本15万円 × 10本 =150万円(税別)

C.G.Fとサイナス料 15万円 × 左右 =30万円(税別)

合計180万円(税別)となりました。

 

仮歯の状態で4カ月ほど経過を観察してから、印象(型取)を行い、最終補綴物をセットし、完成の予定です。

 

 

5/2 今日のオペ(C.G.F填入)

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みなさん、GWはどうでした?

僕はカレンダー通りに出勤しておりました。

 

話は少し前になりますが、5/2は2症例のオペがありました。

まずは、1症例目から。

 

以前、当院で左上に3本、日本製AQBインプラントを埋入された40代の女性。

前回、C.G.F(自己血液由来フィブリンゲル)を填入して、骨造成を促した方です。

 

今日は右側4番5番6番7番部の欠損部にインプラントを埋入のオペ。

 

骨幅は十分あったのですが、上顎洞底までの距離が3mmくらいしかなく、サイナスを横から上顎洞粘膜を押し広げて、その隙間に患者様の血液から作成したC.G.Fを填入。

そのまま、日本製AQBインプラントを3本埋入。

 

特に問題もなく、無事にオペは終了致しました。

 

4/26 今日のオペ(アストラテック)

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下書きに置いてあったのですが、とっくにUPしたと思っていました。

昨日UPしたブログと順番が違いますけど、折角書いたのでUPします。

 

土曜の午後の2症例目。

 

右上6番7番部位にスウェーデン製Astraインプラント4.5を2本埋入。

骨幅は十分あったのですが、骨の高さが5mm程度しかありませんでした。

Astraのテーパータイプは1番短いものでも9mmだったため、ソケットリフトで上顎洞粘膜を上げました。

骨補填材として使用したのは、セラソルブ(βーTCP)とボーンタイト(HA)をmixしたものです。

 

このオペも患者様の希望で、鎮静もなし。

特に問題もなく、無事に終了致しました。

 

 

ちなみに、アストラのテーパータイプを選んだ理由ですが、アストラインプラント納入業者の担当営業さんの表現だと

「テーパーのついたマイクロスレッド部により初期固定を得ることと同時に

    上顎洞への落ち込みを防ぐ事ができる」

 

 

さすが、エリアセールスマネージャーです。

1行で表現されてしまいました。

でもこれじゃあ、歯科業界人しか分かりませんよね(笑)

 

 

画像入りで説明させて頂きます。

 

Implant Surgical 8

(アストラのカタログより拝借しました)

 

 

左側のインプラントのヘッド部分が台形になっているのが分かるでしょうか?

 

右側のストレートタイプだと、過度の衝撃があった場合
上顎洞までインプラントが落ち込んでしまう可能性があります。

 

勿論、上顎洞までの距離が十分にある方には何の問題もありません。

 

この患者様の場合は上顎洞までの距離が十分ではなかったため、
ソケットリフトで距離を取るようにしたのですが
念の為、左側のテーパータイプのインプラントを選択した訳です

 

4/26 今日のオペ(マイティスアロー)

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まずは1症例目。

一人目の患者様は40代の女性でした。

当院で右下6番部位を4か月前に抜歯された方です。

骨が成熟するのを待って、日本製のマイティスアロー直径3.7mm長さ10mmを1本埋入。

本来なら4.0mmにしたかったのですが、骨幅が若干狭かったので直径3.7mmを選択しました。

鎮静麻酔なしでオペを行いましたが、他の問題は特になく、無事に終了致しました。

 

もう少し上の年代の患者様になると、抜歯後の骨の安定は半年くらいかかる方が多いのですが、さすがに40代は4か月で安定しました。

やはり年齢が少しでも若いということは、骨の成長も予想より期待出来るということです。

勿論、術後の回復やインプラント埋入後の骨へのくっつきの早さなども、少しでも若い方が期待値が高くなりますからね。

 

歯のない状態で長く放置されている方は、少しでも早いうちに手を打たれることをお勧め致します。

 

4/21 今日のオペ(マイティスアロー)

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今日の患者様は60代の女性。

6か月くらい前に歯牙破折で6番部位の抜歯をされました。

 

抜歯後、半年経過したのでレントゲンで確認してみたところ、抜歯後の穴が骨の再生で見事に埋まっていました。

一般的に考えて、この年代の女性で穴が埋まるほどの骨の再生は珍しいと言えると思います。

余程、普段の食事などに気を使われる方なのかな?と思いました。

(カルシウムなど栄養バランスのよい食事の摂取など)

 

右下の6番部位に日本製のマイティスアローのインプラント直径4.0mm長さ10mmを1本埋入しました。

レントゲンで確認した通り、骨幅や骨の高さ(下歯槽神経までの距離)は特に問題なく、鎮静なしでオペは無事に終了致しました。

 

4/15 今日のオペ(2症例目)

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いつもよりちょっと難易度の高い症例だったので、是非ブログに書きたいと思っていましたが、診察などがバタバタして、2症例目を各時間が中々取れませんでした。

 

2症例目の患者様は、前歯が5本欠損している方でした。

手術時はドルミカムで鎮静し、抗生物質とリンデロンを併用。

右上1番部と左上1番3番部の合計3本にスウェーデン製ASTRA OsseoSpeed TXの直径3.5mm長さ12mmを埋入しました。

最後はアネキセートで覚醒して頂くという、いつもの流れでした。

 

ただ、この患者様は骨幅も骨の高さもない症例でした。

まず最初にインプラント3本を埋入し、その3本をそれぞれキャンプで使うテントの柱のような役割として使い、チタンメッシュのプレートで膜を貼り、その中にボーンタイト(HA)とセラソルブ(β-TCP)のミックスを填入しました。

このやり方で、骨幅と骨の高さの両方をボリュームアップさせる骨整形のテクニックも必要な、難しい症例でした。

 

チタンメッシュは6か月後にネジと共に外す予定です。

これから何年間にも渡る予後を診ていきたいと思います。

 

4/15 今日のオペ(1症例目)

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本日の患者様は右下6番7番部にスウェーデン製ASTRA OsseoSpeed TXの直径4.0mm長さ9mmを2本埋入しました。

 

右下の6番部は問題なかったのですが、7番8番部の予想より骨の欠損が大きく、既存骨だけでインプラントを固定することが出来ませんでした。

欠損部位にボーンタイト(HA)とセラソルブ(β-TCP)をmixした骨補填材(新宿インプラントセンター水口式)を入れ、その中にインプラントを置く、という方法を取りました。

 

骨補填材が骨と一体化し、更にインプラントと一体化するまで、経過観察の期間が必要です。

じっくり経過観察していこうと思いました。

 

この患者様は、ドルミカム鎮静し、抗生物質とリンデロンを一緒に導入。

アネキセートで覚醒して頂き、無事に終了致しました。

 

4/14 今日のオペ

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今日の患者様は30代の男性。

インプラントの患者様としては、若い方に入ると思います。

 

この患者様は右下6番7番部に日本製のマイティスアローインプラントを2本埋入しました。

さすがに30代は骨幅、骨の高さも十分ありましたし、若い分だけ骨の硬さもかなりのものでした。

 

骨が硬いと、骨を削る際に時間がかかります。

ドリルを上下にストロークさせて同じ場所を長時間削らないように、慎重に削っていたため、思っていたより少し時間がかかりました。

(同じ場所を連続で削ると、骨が火傷のような状態になり、治癒が遅れるのです)

骨量が少なかったり骨が軟らかい患者様より、骨の硬い患者様の方が治療時間はかかりますが、治癒や骨とインプラントの結合という意味では心配が少ないです。

 

今日の患者様も時間はかかりましたが、特に問題はなく、無事に終了致しました。

 

オペ後の心配の少ないというのは、有難いことです。

 

4/12 今日のオペ

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土曜日の患者様は、40代男性の方。

左上1番と3番部にスウェーデン製アストラティックインプラントOsseospeed TX直径3.5mm長さ11mmを2本埋入しました。

 

高さは十分ありましたが、骨幅が細かったため、新宿インプラントセンターの水口式スプリットクレストの器具を用いて、骨幅を広げてから直径3.5mmのインプラントを埋入しました。

麻酔鎮静もなく、特に問題もなかったので、スムーズに終了しました。

 

 

スプリットクレストの器具を用いて骨幅を広げるようにすると、骨全体に圧が掛かり、骨密度が増します。

特に骨粗しょう症(特に女性)の方は、骨密度が落ちる傾向にあるので、このやり方でしっかりとした骨の厚みを出すことをお勧めしたいです。

 

4/10 今日のオペ

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今日の患者様は50代の女性。

他の歯科医院で、左下にストローマンのインプラントを埋入していました。

(人生2回目のインプラント埋入を、何故うちの医院を選んで頂いたのかは不明)

 

1人の患者様の口腔内に、別のメーカーのインプラントをお勧めするよりは、同じメーカーのストローマンインプラントSLActiveをお勧めしました。

右上5番には直径4.1mm長さ10mm、右上6番には直径4.1mm長さ8mmを埋入。

 

骨幅や上顎洞までの距離も十分ありましたし、今日は麻酔もなし。

特に問題なく、無事に終了致しました。

 

こんなオペばかりだと、気分的に楽なんですけどね(笑)