9/30 マイティスアロー(鎮静なし)

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今週はとても忙しくて、月曜に2症例オペをしたのですが・・・。

例によって思い出せませんので割愛させて頂きます(苦笑)

ーーーー

今日の患者様は40代の男性です。

右下5番6番7番部にブリッジが入っていたのですが、右下6番部にインプラントを入れて欲しいということでした。

 

CTで確認すると、骨の高さや幅は十分あったので、補助オペも必要なし。

日本製マイティスアローインプラント直径4mm長さ10mmを1本埋入。

マイティスアロー

鎮静もなかったので、オペは何事も問題なく終わり、20分程度でした。

やはり骨のしっかりしている年代の方へのインプラントは、スムーズに進みます。

歯を失ってからなるべく早い段階での治療をお勧め致します。

 

9/24 アストラテックosseospeedTX(鎮静なし)

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本日午前中のオペの患者様は60代の女性。

右下6番7番が欠損の方で「部分入れ歯はイヤ」とのことでした。

 

CTで確認すると、骨幅と骨の高さは問題なく、9mmのインプラントが大丈夫そうでした。

スウェーデン製アストラテックosseospeedTXの直径4.0mm長さ9.0mmを2本埋入。

アストラテックosseospeedTX

鎮静も必要ない方でしたので、特に問題もなく、無事に終了致しました。

余りにもスムーズなオペだったので、スタッフが驚いていました(笑)

 

明日はストローマンSLActiveを1本、右上に埋入する手術の予定です。

頑張ります!

 

9/9 スイス製ストローマンSLActive

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今日の患者様は40代の女性。

左下6番7番と、左上7番部が欠損の方でした。

 

事前に行った血液検査の結果は異常なし。

CTで確認したところ、骨幅や骨の高さを十分にありましたので、

左上7番部位には直径4.1mm長さ10mmを1本。

左下6番部には直径4.1mm長さ10mm、7番部には直径4.1mm長さ8mmをそれぞれ1本。

合計3本を埋入しました。

 

鎮静なしで、何事もなく、無事に終了致しました。

比較的スムーズなオペだったので、本当に特筆すべきことがありません。

blogの手抜きではありませんので、念の為(笑)

 

9/8 ストローマンSLActive

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今日の患者様は80代の女性で、上が総義歯の方でした。

 

「入れ歯の奥の方があたって、えずく」と言うのが最初のお話でした。

えずく:吐き気。「おえー」っとなる感じ

 

「入れ歯のあたっている部分(口蓋部)をえぐり取って欲しい」と仰り、

更に「外れない入れ歯作成して欲しい」というご希望でした。

 

外れない入れ歯となると、インプラントしかないのですが

80代という年齢を考え、インプラントの埋入本数が少なくなるよう設計し

オペの負担をなるべくかけないようにしました。

 

まず、インプラントを4本埋入。

そこにドルダーバーを装着するオーバーデンチャータイプを考えました。

(オーバーデンチャーのための リジッドな連結装置)

 

CTを確認すると、左右とも上顎洞底までは2mmほどしかなく、

前歯部も2mmほどしか厚みがない状態でした。

 

が、CTをよくよく見てみると、3番4番部には何とか直径3.3mm長さ8mmが埋入出来そうな骨がありました。

シンプラントでシュミレーションし、サージガイドを発注。

 

で、今日のオペを迎えた訳です。

 

事前の血液検査や血圧等に、特に問題のある方ではなかったのですが、

80代という年齢のことを考え、静脈内鎮静をすることにしました。

 

歯科で用いる静脈内鎮静は、医科のオペで用いる全身麻酔とは異なります。

全身麻酔は完全に眠ってしまっている状態で、人工呼吸が必要です。

静脈内鎮静は高ぶった気持ちを落ち着かせる程度の軽い睡眠状態です。

鎮静の薬剤の効き方には個人差があり、治療の全てが分かる人もいれば

どんな治療だったのか、一切記憶にない人もいます。

ただ、こちらからの呼びかけには反応出来る程度の意識はあります。

そうでないと、治療中に口を閉じられてしまっては困りますからね。

 

患者様をドルミカムで鎮静し、サージガイドを使い、

ストローマンSLActiveを4本埋入しました。

オペ自体は非常にスムーズで、何事もなく無事に終了致しました。

 

あとは4か月後、オーバーデンチャーの作成に取りかかる予定です。

 

9/3 マイティスアロー

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今日の患者様は40代の男性。

左上の奥歯が残根状態だったので、4か月ほど前に抜歯した方です。

 

歯茎を剥離すると抜歯窩は綺麗で正常な状態になっていたのですが、

触った感じではとても軟らかかったので、ドリリングで直径3.5mmまで穴を開けると

骨がスカスカの状態になるような感じでした。

 

術前に確認したCT画像では、上顎洞底の垂直距離が5mm程度しかなかったので、

オステオトーム法を用い、ドリリング窩を形成することにしました。

オステオトームとは、細い器具をトンカチで叩くようなイメージです。

 

実際に追打してみると、器具が簡単に入って窩を開けることが出来ました。

 

結局、ドリルを一切使用せず、オステオトームだけでソケットリフトして

マイティスアローの直径4mm長さ8mmのインプラントを埋入。

マイティスアロー

オペ自体は無事に終了しました。

あとは、骨が作られ、インプラントとのひっつきを待つだけです。

経過を十分に観察していきたいと思います。

 

9/1 根尖病巣(2症例目)

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2症例目の患者様は50代の男性。

この方も1症例目の方と同じく、他の歯科医院で根っこの治療をされていました。

上顎に残っている歯は2本のみ。

4か月ほど前に7本のインプラントを埋入してありましたので、前日に2次手術を終了してありました。

 

今日は既製のアバットメントを立てて、仮歯をセットする予定でした。

6本のアバットメントを立てて、7本目を立てたところ、インプラントがぐるぐる回ってしまいました。

1本だけオッセオインテグレーション(骨とインプラントとのくっつき)していなかったのです。

 

急きょインプラントを除去し、違う部位へ日本製マイティスアロー直径4mm長さ8mmを再埋入しました。

 

4か月前にCTで確認した時には大丈夫だと判断したのでインプラントを埋入したのですが、インプラントのオッセオインテグレーションの間、入れ歯を支えるために残しておいた歯の歯根部が、かなり大きな根尖病巣になっていました。

4か月前に見逃したとは考えにくいのですが、他の歯科医院で根っこの治療をされていた際、完全に治療が終了していなかったのか、それとも再発だったのか・・・。

どちらにしても、根尖病巣の部位にインプラントを埋入したための失敗となります。

 

患者様には理由を説明し、6本で土台を立てて仮歯を入れて、今日入れたインプラントのオッセオインテグレーションする4か月後に本印象を取り、最終的な歯をセットすることも納得して頂きました。

 

 

想定外のことで、こんなことになることもあります。

「失敗でした」で終わるのではなく、きちんと対処して、患者様に納得して頂けるよう、ちゃんと説明もさせて頂く。

そして、最後まで治療させて頂く。

それが僕のポリシーで、そういう治療することで「失敗」にならないように最大限の努力をさせて頂いております。

9/1 アストラテックosseospeedTX(1症例目)

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今日の患者様は50代の男性。

他の歯科医院で根っこの治療をされていたのですが、予後が悪く

3か月前に当院で右上4番を抜歯致しました。

 

通常は、抜歯窩(抜歯をした後の傷口のこと)がふさがり、自然に骨が出来るのを半年ほど待ちます。

この患者様の場合、CTで確認したところ、骨幅や骨の高さは十分にあり、3か月しか経過していない抜歯窩の部位に骨も出来ているようでした。

 

オペを開始し、歯茎を剥離してみたところ、骨は普通の状態と言えるところまで出来ていました。

「もし、骨が完全に出来上がっていなかったら、骨補填材が必要かな?」と思っていたのですが、事前の心配が不要なくらいに骨が出来ていたんですよ。

 

骨が出来ていたおかげで補助オペも不要です。

スウェーデン製アストラテックosseospeedTXの直径4.0mm長さ9mmを1本埋入しました。

この患者様は鎮静も不要で、とてもスムーズにオペは無事に終了しました。

アストラテックosseospeedTX

50代という年齢がよかったのか、男性だったからなのか、

それとも、この患者様だったからなのか・・・

骨の出来上がり方は本当に人それぞれですが、骨が健康だということは、とても重要です。

ある程度の年齢になってきたら、骨粗しょう症などに気を付けるようにしないといけませんね。

8/27 日本製AQBインプラント

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今日の患者様は60代の男性。

右下2番から左下3番までの5本分(前歯部分)を、3本の歯牙でブリッジを持たせている方でした。

「ブリッジを支えてる歯がグラグラしてきてるんで、

抜歯して、すぐに仮歯入れて欲しい」

という、ご希望でした。

 

事前に撮影したCTで確認しましたが、特に問題なし。

本日、鎮静もなしで、グラグラの3本を抜歯。

その後、歯茎を剥離して、日本製AQBインプラント(1回法)3MLを2本埋入。

 

その場で仮歯をセットし、無事に終了致しました。

 

やはり前歯は、すぐに仮歯を入れてあげないと、一番見た目の気になる場所ですからねぇ。

前歯がない状態で生活してると、気持ちも落ち込みますし、鏡を見るのもイヤになると思います。

仮歯が入るだけで、患者様には十分に喜んで頂けるようです。

8/22 AQBインプラント(鎮静なし)

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今日の患者様は50代の男性。

3か月ほど前に初診で来院されました。

「右上の4本がグラグラなんで」と患者様が仰るので、

「うちはCT撮影無料なので、一度撮影しましょう」と提案させて頂きました。

 

CTを確認すると、上顎洞底までの高さが2mmくらいしかなく、

歯牙が歯槽骨には埋まっていない状態でしたから、当日抜歯しました。

 

その時「傷や骨の安定を待って、3か月後くらいにインプラントを3本埋入しましょう」というお話をさせて頂きました。

そして、2週間ほど前に抜歯部位の確認と、血液検査のために来院して頂き

1週間ほど前に血液検査の結果が出て、問題なしということで

手術承諾書にサインを頂き、やっと、今日のオペの日を迎えたという訳です。

 

今日は血液採取をして遠心分離器にかけ、CGFを作成。

サイナスリフトした部位にCGFを填入。

AQBインプラント

AQBインプラントを同時埋入し、無事に終了しました。

 

4か月ほど経過を観察し、型取りして冠をセットする予定です。

補助オペがあった割にはスムーズに施術終了となりましたので、一安心です。

8/18 マイティスアロー(2症例目)

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本日2症例目の患者様は50代の男性。

左下6番部が欠損の方でした。

 

事前に撮ったCTを確認すると、骨幅や骨の高さは十分にありました。

静脈内鎮静も必要なかったので、局部麻酔でオペを開始。

マイティスアロー

日本製マイティスアロー直径4mm長さ10mmを1本埋入。

特に問題もなく、無事に終了致しました。

 

ちなみに、麻酔からオペ終了まで約20分程度。

スタッフに「親知らずの抜歯より早いじゃないですか!」と驚かれる始末。

 

補助オペが不要で、1本埋入だったら普通だと思ってたんですけど(笑)