1/16 サイナスリフト(CGF填入)とAQBインプラント埋入

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今日の患者様は50代の女性で、左上6番7番が欠損の方でした。

事前にCTを確認すると、上顎洞底までの骨の幅が2mmしかないことが分かりました。

 

普通、一般的な歯科医院ならば骨造成(サイナスリフト)して、骨を填入し、6カ月待ち、骨が出来上がるのを確認してからインプラントを埋入。

その後、インプラントが骨にくっつき、固定されるのを4カ月待ってから型取りをしますので、被せ物をセットして完成するまで合計で1年近くかかります。

 

当院の場合、オペの当日に採血して、患者様の血液を遠心分離器にかけ、CGFを作製。

患部にインプラント埋入用の穴をドリリングした後、その穴にCGFを填入し、インプラントを埋入して縫合。

オペ終了後、4カ月ほど経過観察をし、型取りをしますので、被せ物のセット完了までの合計は、大体5カ月以内です。

AQBインプラント

今日の患者様も鎮静麻酔なしで、上記の手順のオペでAQBインプラント埋入を行いました。

特に問題もなく、無事に終了致しました。

あとは経過観察をしながら、型取りの日を待つのみです。

 

1/8 ストローマンSLActive埋入(鎮静なし)

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今日の患者様は50代の男性。

右上1番左上1番、合計2本欠損の方でした。

既に他の歯科医院で、左上2番にストローマンインプラントを埋入されていたので、

同じくストローマンをお勧めしました。

 

他の歯科医院で入れたインプラントがあるので、

それを使って3本分の冠をセットしてあげる方が仕上がりも良いと判断し、

右上1番にストローマンSLActiveの直径3.3mm長さ12mmを1本埋入しました。

 

メーカーによると、ストローマンSLActiveはインプラント埋入後、

1か月くらいでオッセオインテグレーション(骨との結合)するとのことですが、

当院では経過観察期間を3か月くらい予定しています。

 

今日の患者様は骨の状態も良さそうなので、インプラント埋入後2か月目ぐらいで、

モリタのインプラント安定測定器オステルを使って骨のくっつきを測定し、

OKなら2か月でセラミック冠を作製しようと思います。

 

モリタ・オステル

この製品の詳細はモリタ公式HPのオステル紹介ページはこちらで確認してみて下さい。

 

1/7 日本製マイティスアロー埋入オペ(鎮静あり)

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今日の患者様は50代の男性。

下顎の右下5番から左下7番までの12本が欠損の方でした。

「下の入れ歯が気持ち悪いから、もういらない」と、去年相談されていたのですが、

年明け1月5日の診療開始日にオペをすることになりました。

マイティスアロー

事前にCTで確認したところ、骨幅も骨の高さも十分あるようでしたので、

前歯部にはB3310S、臼歯部にはB4010Sのマイティスアローインプラントを6本埋入しました。

静脈内鎮静はドルミカムで行い、アネキセートで覚醒して頂きました。

 

元々お持ちだった以前の入れ歯の内側を削り、軟らかい材料で裏打ちをして、

上部構造のセット日まで使って貰えるようにしてお渡しし、終了となりました。

 

ーーーーー

午前中にもアストラテックインプラントの埋入オペが1症例あったのですが、

こちらも特に問題なく無事に終了致しました。

特筆するようなこともないので、オペ終了の報告記録だけにしておきます。

 

11/26 SCAキットを使ったソケットリフト

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今日の患者様は40代の女性です。

左上の4番5番6番7番が欠損の方でした。

 

事前にCTで確認したところ、上顎洞底までの距離が3mmほどしかなく、骨造成が必要だと判断。

ソケットリフトをすることにしました。

 

今日ソケットリフトに使用した器具は韓国製のSCAキットというものです。

これは歯槽頂上からシュナイダー膜を傷つけずに簡単にソケットリフトが出来るツールです。

 

補助オペはありますが、SCAキットのおかげで手早くソケットリフトが出来るので

鎮静せず、モニターの使用のみで今日のオペを行いました。

 

SCAキットでソケットリフトの後、スウェーデン製アストラテックosseospeedTX4.5STの直径4.5mm長さ9mmを3本埋入しました。

 

アストラテック

あとは経過観察をしながら、本物セットの日を待つだけです。

 

最近の韓国はインプラント系の技術もアイディアも素晴らしい躍進をしているようです。

韓国オリジナルな関連器具も開発に力を入れているようで、日本でのシェアも広がっていくのかも知れません。

 

僕はインプラント関連のものしか分かりませんが、韓国がいいものを作ろうとしている姿勢と気合を感じました。

でも、韓国が日本をマーケットと考えているのなら、竹島に固執してると反感買うのになぁ・・・。

 

11/22 マイティスアロー(鎮静なし)

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今日の患者様は50代の女性。

右下6番7番部が欠損の方でした。

 

事前にCTを確認したところ、骨幅や骨の高さは十分ありましたので、補助手術もなくスムーズに埋入出来ると判断し、鎮静なしでオペを行うことにしました。

 

局部麻酔の効果を確認しながらオペを開始。

日本製マイティスアローインプンラトB4010Sを2本埋入。

特に問題もなく、予定通りにオペは終了致しました。

マイティスアロー

骨の状態も良かったので、スムーズに終われてよかったです。

 

11/19 アストラテックosseospeedTX(鎮静あり)

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今日の患者様は50代の男性。

右下3番~7番部まで5本欠損の方でした。

 

事前の診察段階で右下6番部はかなり骨吸収を起こしているようでしたので、CTで確認してみたところ、下歯槽管上底までの距離が7mmほどでした。

3本埋入を設計したのですが、右下3番4番部は骨幅が狭く、直径や長さを慎重に選びました。

 

オペは静脈内鎮静(ドルミカム)でスタート。

右下3番4番部の骨幅の狭い場所にスプリットクレストし、骨幅を拡大し、直径3.5mmを2本埋入。

右下6番部には直径4mm長さ6mmを1本埋入。

スウェーデン製アストラテックosseospeedTXを合計3本埋入しました。

アストラテック

 

アネキセートで覚醒して頂き、抗生物質と副腎皮質ホルモン剤を点滴しながら休憩して頂き、本日も無事、何事もなくオペは終了しました。

 

今日も僕の予想通りなオペの進み方だったので、さほど疲れは感じませんが、今週は毎日のようにオペがありますから、体調管理には気をつけようと思います。

が・・・

オペが終わって、少し休憩しようかな?と思って控室に戻ってジュースを手にした途端

「患者様に入って頂きますよ~」とスタッフが呼びに来ました。

馬車馬のように働かせて頂きます、はい・・・(泣き)

 

11/18 ノーベルバイオケア(鎮静あり)

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今日の患者様は60代の女性で、下が総入れ歯の方でした。

「総入れ歯がイヤになってきたので」とインプラント治療を希望されました。

 

事前にCTで確認したところ、下歯槽骨までの距離などが微妙だったので、サージガイドを発注し、制作を依頼しておきました。

オペの前日までにサージガイドが届くように手配してありました。

 

今日はドルミカムで静脈内鎮静を開始。

患者様が落ち着いてきたところで、ノーベルバイオケアインプラント直径3.75mm長さ10mmを4本埋入。

ノーベルバイオケア

アネキセートで覚醒して頂き、抗生物質と副腎皮質ホルモン剤を併用で点滴。

点滴が終了するまで、患者様にはチェアでゆっくりして頂きました。

 

本日のオペも特に問題はなく、無事に終了致しました。

あとは、経過観察をしながら、4か月ほど後に本物の冠をセットするだけです。

 

11/17 アストラテックosseospeedTX(鎮静なし)

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今日の患者様は50代の女性。

左下6番7番と左上4番~7番部が欠損の方でした。

 

事前にCTで確認し、骨幅や骨の高さは十分ありました。

この患者様の場合は、左の上下7番部はインプラントなしでもOKと判断しました。

左上4番5番6番に3本、左下6番部に1本、スウェーデン製アストラテックosseospeedTXを合計4本埋入。

アストラテックosseospeedTX

鎮静もなしだったので、スピーディーにオペは進み、何事もなく無事に終了致しました。

速やかに終わるケースだったので、良かったです。

 

11/13 ストローマンボーンレベルタイプのSLActive(新製品)

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今日の患者様は60代の男性。

右上6番7番と、右上4番から左上3番までが欠損の方でした。

 

CTで確認したところ、右上6番7番部には今まで良く使用していたスイス製ストローマンSLActiveのティッシュタイプで大丈夫だと思いましたが、右上4番から左上3番部にはティッシュタイプよりボーンレベルタイプの方が良いと診断。

ストローマン社から日本で新発売になったばかりのボーンレベルタイプのSLActiveを使うことに決めました。

ストローマンSLActive 2

ティッシュ  ボーン

レベル    レベル

 

この患者様は年齢の割に骨の状態が良いようだったので、オペ時間も短く済みそうでしたから鎮静なしです。

右上6番7番部にストローマンSLActiveティッシュタイプ(イラスト左側)直径4.1mm長さ8mmを2本埋入。

右上4番から左上3番部にはボーンレベルタイプ(イラスト右側)直径3.3mm長さ12mmを4本埋入しました。

 

特に問題もなく、無事にオペは終了致しました。

骨状態の良い患者様はスムーズな手順で、予定通りか、それ以上に手早く終わることが多いです。

 

今日、使用したストローマン社のボーンレベルタイプSLActiveは、海外では既に使われていたようですが、8月に日本で新発売になったばかりのインプラントです。

個人輸入で使っている他の歯科医院は全国のどこかにあるかも知れませんが、日本で正式に発売された中では、少なくとも堺では1番最初の歯科医院じゃないかな?と自負しております。

 

11/12 AQBインプラント(CGF填入あり)

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本日の患者様は50代の女性。

この患者様は、7月中旬に初診で来院され

「上の前歯がグラグラするけど、総入れ歯はイヤ」とのお話でした。

上の前歯を中心に9本抜歯の必要があるので、僕としては傷の治りを確認した方がよいと思い

「ちょっとの間だけ総入れ歯を我慢してつけて貰えませんか?」

とお願いし、患者様に納得して頂いたので、その場で総義歯の型取りをしました。

後日、総入れ歯が出来上がって来た日に来院して頂き、9本の抜歯をしました。

抜歯と同時に総入れ歯をセット。

4か月ほど経過し、傷口も安定してきたので今日のインプラント埋入となりました。

事前にCTで確認したところ、左右両方ともに上顎洞底までの距離が3mm程度しかなく、骨造成の必要があったのでオペは採血からスタートしました。

患者様から採取した血液からCGFを作成。

採血CGF

サイナスをしてCGFを填入。

填入と埋入

前歯部に4本、右奥に3本、左奥に3本で合計10本のインプラントを埋入。

鎮静なしで日本製AQBインプラントを植立しました。

 

仮歯を当日セットし、無事に完了しました。

あとは経過観察をしながら、4か月ほど後に本物の型取りをする予定です。